ろいこじうに

不当解雇と戦闘中。猫3匹と暮らす野球好きな車バカ。

不当解雇との戦い~通知書への反応



前回は、立川労働基準監督署からのアドバイスにより、内容証明配達証明にて、通知書をO野寺社長宛に郵送したところまでを書きました。
それから、期限をつけた一週間が過ぎ、とてもわかりやすい形で、彼の今回の件に対するスタンスが確認できました。


◆2017年11月15日
通知書に記載した回答期限になるも、何の連絡もなし。
ネットにて郵便物の追跡を行うと、不在による郵便局預かりのままになっていることが判明。


◆2017年11月19日
通知書が未開封のまま、郵便局の預かり期限を過ぎて返送されてきました。
実は、伝言係のK西には、O野寺社長に筒抜けになるのを承知で、一連の流れをLINEにて話していました。
労働基準監督署に相談した上で、通知書を内容証明にて郵送したことも含めてです。
尚、O野寺社長への郵送は自宅宛でした。
事務所として登録はしていますが、独立した事務所がなく、家族がいる自宅がそれに相応するからです。
ですから、仮に彼が気付かなかったとしても、彼の家族なりが、不在票を確認している筈なのです。
よって、これを意図的な無視と判断しました。


◆2017年11月20日
今までの経緯を、立川労働基準監督署に報告。
前回とは違う相談員の方でしたが、申立するに十分な案件であると判断して貰えました。
但し、社長であるO野寺の事務所(自宅)が神奈川県であることから、管轄違いを指摘されます。
勿論、立川で申立を申請することも可能ですが、結局は、管轄署に書類を送ったり等の作業が生じてしまうため、余計なタイムラグが発生してしまうようです。
ですから、距離的な問題はありますが、管轄署にお願いする方が、後々のことを考えてもベターだと判断しました。

O野寺社長の住所から、管轄が神奈川北労働基準監督署であることを確認し、改めて電話連絡。
立川労働基準監督署とのやり取りを説明し、正式に申立したいことを話しました。
立川の相談員と比べ、かなり上から目線の方でしたが、とにかく、あるだけの書類を持って署に来いとのこと。
そして、今までの経緯をS本先輩に報告し、そのまま神奈川北労働基準監督署に向かいました。

尚、持参したのは以下のものです。

①今までの経緯を時系列で纏めたもの
②通知書のコピー
③給与振込が確認できる通帳

必須なのは上記三つですが、自分の説明を裏付けるものは全て持っていくべきだと思います。
私の場合は、LINEでのやり取りが重要な資料となりますが、画像をメールで送ることはできないらしく、監督官がiPadでいちいち撮影することになりました。
いかにも役所という感じですが、ウイルス感染などの問題から、電子系ファイルのやり取りはできないんだそうです。
また、私が業務に携わっていたことを裏付ける、「業務報告書」も全てPCに保存していたため、USBに入れて持参しましたが、同じ理由で、監督署での閲覧は不可とのことでした。
古い体質と言えばそれまでですが、あくまで紙ベースでのやり取りが主となるようです。

次回は、いよいよ労働基準監督署での実際のやり取りを報告します。

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不当解雇との戦い~労働基準監督署へ



前回は、LINEにて一方的な解雇通知が送られてきたところまで話しました。
これを受け、私は徹底的に戦う決意をし、具体的な行動に出始めます。
今回は、K西への貸与物の返却から始まります。

◆2017年11月2日
約束通り、K西と待ち合わせをし、未払い経費と引き換えに貸与物を返却しました。
O野寺社長に筒抜けになることは承知で、今後は、速やかに労働基準監督署に相談をし、然るべき処置を取ることを話しました。
相変わらずK西は、自分の意見を一切話さず、仕事以外の雑談に終始し、一連のO野寺社長の言動などについては、殆ど話題にはなりませんでした。


◆2017年11月3日
およそ20年前に、バイトの同僚として仲良くさせてもらっていた、S本先輩に相談の連絡をしました。
彼は、特定社会保険労務士であり、渋谷で事務所を開いています。
数年前にFacebookを通じて連絡を取り、再び繋がりができました。
バイト時代と変わらない、気さくな態度で話を聞いて貰うことができ、まずは、最寄りの労働基準監督署に、相談してみることを勧められました。
そして、その対応を見て、次のステップを考えてみようということです。


◆2017年11月6日
最寄りの立川労働基準局に電話連絡し、状況を細かく説明した上で、今後の対応について相談をしました。
相談員の対応としては、私の話した経緯が正確であれば、間違いなく不当解雇に相当するという見解でした。
O野寺社長は、最低でも解雇予告手当て(過去3ヶ月に遡った平均日給×30日分)を、私に支払う義務があるそうです。
まずは、O野寺社長に対して、具体的な請求と対応期限を決めた「通知書」を郵送し、その対応を見て今後の動きを判断しましょうというものでした。

上記対応をS本先輩に話すと、極めて役所的な対応だと揶揄されましたが、まずは、通知書を送るというのは間違っていないとの見解。
但し、O野寺社長が、「そんなもの知らない」と言い逃れできないよう、「内容証明」および「配達証明」で郵送するべきだとアドバイスを受けました。

早速、Web上にある通知書のテンプレートを見つけ出し、他の人が書いた内容を参考にしながら作成しました。
尚、内容証明で送る場合には、行数や1行当たりの文字数など、非常に細かい制限があります。
申請された書類を、局員二人で細かくダブルチェックするようで、一つでも制限に引っ掛かってしまうと、漏れなく再提出と相成ります。
※私自身も、Wordの設定ミスをしてしまったようで、二度目の提出でOKが出ました
また、小さな郵便局では、取り扱い不可の場合があり、いわゆる本局と呼ばれるような、大型の郵便局にて申請するのが確実です。


◆2017年11月7日
立川郵便局本局にて、O野寺社長に対して通知書を郵送しました。
内容的には、10月25日以降の未払い賃金・解雇予告手当て・慰謝料を請求し、一週間後に振込がなき場合には、労働基準監督署を通じて、労働審判等の法的措置を辞さないとの文言も記しました。
尚、慰謝料については、職場復帰要求は一切しない代わりに、突然の解雇による精神的苦痛や、次職が決まるまでの精神的・金銭的不安や逸失利益を考慮し、賃金約二か月分としました。


さあ、これを見て、O野寺社長はどんな対応をするのか。
まずは、一週間様子を見てみます。

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不当解雇との戦い~LINE通知


前回まで、2017年10月に起きた事態を一つずつ書き起こしてきました。
さて、これからが本番です。
今回は、運命の11月1日朝から始まります。


◆2017年11月1日
何かが起こるだろうと予測していたこともあり、いつもとは違って出勤準備を遅らせ、何かしらのアクションが起きるのを待っていました。
すると、7:22にO野寺社長から久々にLINEが。
重要な記述なので、以下に全文を記します。


E本様
2017年末日まで勤務お疲れ様でした。
退社に伴い貸与しているもの全てを2017年11月1日水曜日迄に返却を指定場所迄、次の巡回者が11月2日より使用するため速やかにお願いします。
また、毎月経費の精算お願いしていましたが提出が有りません。
全て計算の上、社用車と一緒に提出して下さい。
その後二週間を目処に残金の支払い清算を予定しております。
以上
※原文のまま


ここまでの経緯を読んでいる方はご存知だと思いますが、私は進退に対して、未だ何一つ言及していません。
と、いうより、前期給料未払いの件から、O野寺社長とは電話はおろか、LINEですらやり取りをしていないのです。
その上での、業務メールメンバー外しや、上記のLINE通知を受け、これは一方的な解雇通告と受け取りました。
尚、それ以降は、私が何をLINEで送信しようと、全て既読すら付かずに無視です。
因みに、それは今でも継続しています。

このLINEの後、伝言係のK西から電話がありました。
会社からの貸与物を取りに行くから、その日時を打ち合わせしようというのです。
私も、O野寺社長からの一方的な通知を受けて感情的になり、「必要ならお前が取りに来い」と返信したので、それを受けての伝言係の出動だったのでしょう。
しかし、感情的になっていた私は、「そんなに必要なんであれば、O野寺自身が取りに来い。K西に渡す気は一切ない。」と電話を切ってしまいました。
今迄の経緯を知り、自身もO野寺社長の言動を非難しておきながら、よくもまぁのうのうとそんなことが言えるなと。
ある程度の予想はしていたとはいえ、これ以上ないくらいにわかりやすく、掌を返されたようで…とてもじゃありませんが、冷静に彼の提案を受け入れることはできませんでした。

その後、これまでの経緯全てを知っている彼女と相談しました。
その結果、今後、労働基準監督署なりに訴え出るつもりであるのであれば、ここは冷静に判断する必要があるんじゃないかという結論に。
これだけ酷いことをされたのにも拘らず、こちらは真摯に対応したという事実を作るのということが、今後の展開に大きな影響を及ぼすとの考えです。
よって、K西に再度連絡をし、未払い経費と引き換えという条件で、前出の申し出を受け入れました。
そして、O野寺社長の駐車場で待ち合わせをし、貸与物を全て返却するという流れになりました。


まさか、LINEで通知してくるとは予想外でしたが、前日までの経緯を考えると、O野寺社長の行動はほぼ予想通りでした。
また、K西に関してもそうです。
その後の、彼のスムーズな行動を見ても、やはり事情を知っていたと思わざるを得ません。

予想していたとはいえ、やはり実際に起こるとショックですし、感情的にもなりましたが、泣き寝入りをせずに戦うことを覚悟しているのであれば、その後の言動はとても重要であり、冷静に実行できて正解だったと、今でも感じています。
いずれにせよ、本日をもって私の戦う決意は固まり、戦いの火蓋がついに切って落とされたのです。

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不当解雇との戦い~排除準備始まる


前回は、O島との相談内容を記し、O野寺社長およびK西への不信感が、一層募ったというところまで書きました。
今回、更に事態は進行し、O野寺社長は具体的な行動に出始めます。
それは、10月最終日のことでした。


◆2017年10月31日
火曜日の調布ルートにて、普段通りの業務をこなしますが、途中、業務メールがないことに気付きます。
元請やO野寺社長からのメールは、例え、誰宛だとしても、CCで各メンバーにメールされる仕組みです。
ですから、全くメールが来ないということはまずありません。

おかしいなと思いながらも業務を終了。
本日は、後期給料の振込があるはずですので、帰路のコンビニATMで振込を確認。
すると、明らかに金額が少ないことに気付きました。
前期が前期だっただけに、嫌な予感はしていたのですが、まさか的中するとは。

とりあえず、K西に状況を電話で説明してみると、意外な答えが返ってきました。

「そういえば、O野寺社長は何かと相殺するって言ってたよ。」

相殺?
一体、何と相殺したんだ?

また、相殺したと言っているからには、K西は大体の状況を掴んでいる筈です。
それにも拘らず、彼は何のアナウンスもしてくれませんでした。
彼も、私とO野寺社長との間で板挟みとなり、非常に苦しい状況だということは理解しています。
もしかしたら、彼が何と戒めようと、O野寺社長は頑として受け入れず、振り切るように自身の思うがままに動いたのかもしれません。
ですが、それを理解していたとしても、「どうして忠告一つしてくれなかったんだ」という思いは消せず、今迄の関係性から考えると、何か裏切られたような気持ちに陥りました。


とりあえず、家に帰り、メール確認をしてみると、やはり業務メールが来ていません。
これはもしかしてと、心当たりを確認する為に、O島に連絡。
すると、やはり業務メールのCCメンバーから、私が消えていたのです。

何かと相殺した給料振込といい、業務メールのCCメンバーから私を外すことといい、明日11月1日は何かが起きるに違いないと、私なりに感じていました。
そして、O島から決定的な情報が。

「そういえば、先日、M森が新人さんを同乗させたらしいですよ。E本さん聞いてます?」

M森とは、休日の関係で同じルートを共有しており、月曜日に私、木曜日にM森が同じルートを巡回していました。
そのルートに、新人を研修として同乗させたというのです。
これは、そのルートを実際に体験させ、特徴などを覚えさせて、最終的に任せるためとしか考えられません。
これだけ聞けば、バカでもわかりますよね。
その新人は、O野寺社長が私の代役になるよう、入社させた人材なのです。
また、前出の業務メールのCCメンバーに、私が抜けた代わりとして、その新人の名前が追加されていることも確認しました。

これで、状況は明白です。
O野寺社長は、私に何一つ話をすることもなく、私を排除しようとしているのです。
そしてそれを、K西は知っていたんでしょう。
それが確信に変わるのは、翌日のことでした。
運命の11月1日の朝がやってきます。

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不当解雇との戦い~募る不信感

 
前回は、K西に対しても疑念を抱き始めてしまい、新たにO島への相談を実行しようと考えたところまで書きました。
今回は、そのO島への相談から開始します。


前回も触れましたが、O島とはそれまではあまり接点がなく、二人で話をするというとはありませんでした。
ただ、非常に真面目な方だというのは感じていました。
また、業務やO野寺に対しての相談を度々受けていたと、K西から聞いています。

既に、他の仕事に就いているO島に、LINEを通じて時間を作ってもらい、初めて電話をしました。
例の、9月定例会でのやり取り以後の状況を知らないO島には、給与振込が遅れたことや、その後の展開を細かく説明。
O島は、私と違って、相手の話を最後まで聞いてから、初めて自分の意見等を話すタイプで、こちらの話の腰を決して折らず、非常に話し易い相手でした。
また、O島は他人の悪口を言うのが嫌いらしく、どんな相手にでも、決して一方的に悪口を言うことはありませんでした。

そんなO島ですが、私の話を一通り聞いた後、ポツリポツリと自分が業務から離れた理由を話してくれました。
結局、O野寺社長に対する不信感を拭えなかったことが、最大の理由だそうです。
それは、金銭面に関してもそうだし、何より人間性だということでした。

ですから、私の話を聞いても、彼ならそれくらいするであろうと思うことばかりのようで、驚くということは殆どなかったようです。
また、K西に対しての不信感も、私と同様に抱いてしまったそうで、相談を持ち掛ければ持ち掛けるほど、彼の立ち位置に疑問が生じ、O野寺社長との関係性を疑ったそうです。
勿論、誰に対してもハッキリとした悪口は言いませんでしたが、少しでも早く他の仕事を見つけた方がいいと思いますよ、と言われました。
私には、その一言で十分でした。

O島と話をすることによって、何かが解決することを望んでいたわけではありませんし、結果的に何も変わっていないのは確かです。
ですが、自分と同じことを考えたり、同じ疑念を抱いたりしたことを確認したことで、自分の考えがおかしいわけではないんだと、少し安心しました。

ある所まで来ると、人は自分自身の考えに疑問を抱くような気がします。
例え、十分な自信を持って言っていることだとしても、果たしてこれは正しいのだろうかと。
一旦立ち止まって、少し思い直してしまうことは誰にでもあるでしょう。
勿論、それは、人としてとても大切なことだとは思いますが、自分の考えに対して、少し自信が揺らぐ一瞬でもあります。
ですから、そういった意味でも、O島との会話は自分にとって非常に重要なものでした。
そして、それと同時に、O野寺社長への不信感も決定的なものとなったのです。

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不当解雇との戦い~新たなる相談相手を求めて


前回は、良き相談相手であったK西の態度が、徐々にO野寺社長擁護に変化してきたところまで書きました。

これにより、私の唯一の拠り所であった、K西に対しても少しずつ疑念が湧き始めてしまいます。
積極的に自分の意見を主張することはなくとも、O野寺社長を唯一嗜めることができ、その姿勢を正すことができる存在だと思っていたのですが、それが揺らぎ始めてきたのです。
そして、K西以外の人にもこの状況を知らせ、相談するべきだと考え始めました。
それが、10月一杯で業務を離れたO島だったのです。

O島は、他の仕事に就いていたにも関わらず、同級生のM森を引き連れて移ってきました。
ですが、M森を残し、短期間で業務から離れてしまった経緯があります。
O島とは今まであまり接点がなく、しっかりと話をしたことがありません。
ですから、業務を離れた理由も知りませんでした。
ただ、以前K西から、O島は普通に職に就いていたにも拘わらず、O野寺社長の誘いに応じて、ウチの会社に移ってきたことを聞いていました。
なのに、ほんの数ヶ月で退職するに至ったのです。
そこには、何か決定的な理由があったに違いありません。
会社の現況を知っていること、O野寺社長の性格等を私以上に知っているであろうことから、相談するには非常に適していると考えました。
なので、後日、意を決して、O島に連絡することにしたのです。


◆2017年10月24日
K西から連絡があり、元請主催の定例会に、O野寺社長が出席できない可能性が高いことを仄めかされました。
定例会では、リパークを始めとした各社からの連絡事項や、新規事業に対する指示等が、各下請会社に下されます。
それと同時に、カラーコーンや旗など、予め発注しておいた、業務に必要な備品の受け取りがあります。
K西の用件は、その備品の受け取りを、O野寺社長の代わりに行ってくれないかというものでした。

元請会社は東村山市というところにあり、金曜日の巡回予定を考えると、ウチのメンバーでは調布担当の私が一番近いと言えます。
仕事を早く終わらせさえすれば、行くのには問題ないのですが、やはり引っ掛かるものがあります。
あれから一切、O野寺社長からの連絡はありませんし、相変わらず伝言係のような形で、K西から連絡が来る状況に変化はありません。

そもそも、意図的な振込遅れに対して何の言葉もなく、直接的な連絡さえ避けるような態度を取っている状況で、よく私に依頼することができるなと。
その神経が理解不能でした。
からしたら、同日に行われるメンバーとの定例会も、平気な顔して出席するのは難しいと考えていましたから。

ただ、この時点で、O野寺社長は私に対して、何の落ち度も感じておらず、詫びる気などさらさらないということが、改めて確認できました。
いくらK西が取り繕ったところで、そこを誤魔化すことはできず、それに対しては言葉を濁すばかりなのですから。
また、K西自身も、間に挟まれることに嫌気が差してきたようで、こういう形で二人の間に介入するのはいい加減にしたいと、はっきり言葉に出すようになりました。

結局、私はその依頼を断り、メンバーとの定例会も行われませんでした。
おそらく、元請の定例会にも誰も出席せず、備品も取りに行かなかったんだと思います。
これにより、O野寺社長が、依頼を断った私に対して、更なる悪印象を抱いたことは聞かずともわかります。
そして私は、前出のO島への相談を、実行に移すことにしたのです。
相談相手を求めるということもありますが、今後のことも踏まえ、経緯や現状を知る人間を一人でも増やしておきたいという気持ちが大きかったのです。
そのO島の反応は次回に。

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不当解雇との戦い~K西の変化


前回は、O野寺社長との交渉をK西に任せて、給料振込が確認されたところまで書きました。
K西とは、私がこの仕事に入りたての頃から良くしてもらっており、この仕事の何たるかを教えてくれたのも彼でした。
車好き・猫好きという共通点もあり、研修時の同乗走行の頃から仲良くさせて戴きました。
また、以前から私の相談を受けていたことや、仮に振込ができないのであれば、どんな理由があろうと、事前に自主的に説明する義務が、社長にあると考えていたのでしょう。
給料日後になって、しかも従業員からの連絡で初めて口にするのなどナンセンスであり、従業員の生活など完全に無視していると思われても仕方ありません。
また、K西自身が既に週6勤務であり、万が一私が抜けるとなると、完全に業務が滞ることを危惧したとも思われます。

さて、その日を境に、O野寺社長は妙な動きをするようになり、私との間に決定的な距離感が生まれることになるのです。


◆2017年10月21日
◆2017年10月22日
いずれの日も、K西から業務連絡がありました。
具体的には、新規事業地の巡回が予定されているから忘れないように、などというものです。
これらは、普段はO野寺社長から来るものであり、K西を通してということは今迄一切ありませんでした。
これを見ても、私への直接の連絡を避けていることは目に見えています。

私としては、連絡内容がわかれば、誰から来ようと問題はないのですが、今後のことを考えたとき、この距離感が埋まらないことには、いずれ業務に支障が出るだろうと考えました。
私自身が、O野寺社長に直接連絡をすれば良かったのですが、私も意地を張ってしまい、K西に対してのみ話していました。
私の中で、前期分給料の振込の遅れに対して、侘びの一つすらなく、それに対する言い訳や、振込をしたとの連絡すらない状況に苛立っていたんだと思います。
今回の振込も、K西の顔を立ててやるくらいの気持ちで、O野寺社長は仕方なく、応じたのではなかろうかとさえ思っていました。
それに対してK西は、

「そんなことは一切ないし、その距離感は徐々に埋まっていくはずだから心配ない。」

と話していました。
ただ、何回か話していく内に、奇妙なことを口にするようになってきたのです。

「あいつも(O野寺)社長としてのプライドがあるからさ。そこはわかってあげたいんだよね。」
「もしかしたら、E本君(私)が仕事を続けていきたいのであれば、条件を出してくるかもしれないんだ。」
「そこは、O野寺のプライドだと大目に見てさ、わかりましたって言っておけばいいからさ。」

全く意味が分かりません。
給料振込を意図的にしなかった相手から、何故、私が条件を出されなければいけないのか。
その条件を飲まなければ、私は解雇されるのでしょうか。
まるで、私が何か致命的なミスを犯し、それを庇う形で、K西が仲介しているような状況になっています。

それを指摘しても、K西は「それはわかってるんだけどさ」と繰り返すばかりです。
挙句の果てには、「ここは大人になろうよ」とまで言われました。

また、このような状況のままでは、仕事の継続も難しいのではないかという話も何回もしました。
ただ、K西とは、あくまで相談という形でしているだけです。
従業員でもない、個人事業主のK西との間で、明確な答えを出す気はありません。
K西自身も、そこは自分が踏み込むべき場所ではないと話していました。
また、仮に辞めるということになったとしても、次の仕事を決めなければいけませんし、それにはある程度時間が掛かるのは間違いありません。
ですから、今月一杯で辞めるということは、現実的に難しいという話もしていました。

ちなみに、K西は、自分の意見は一切言いません。
K西さんはどう思います?と聞いたとしても、俺はあくまで中立の立場だからと、絶対に譲らないのです。
唯一、振込がされなかったことに関しては、それは絶対にあってはならないことだと言っていましたが、それ以外のことで彼自身が、どちらかを擁護することは一切なかったのです。
それだけに、前出のO野寺社長を擁護するような物言いは、私にとって非常に驚きであり、またショックでもありました。

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