ろいこじうに

不当解雇と戦闘中。猫3匹と暮らす野球好きな車バカ。

不当解雇との戦い~募る不信感

 
前回は、K西に対しても疑念を抱き始めてしまい、新たにO島への相談を実行しようと考えたところまで書きました。
今回は、そのO島への相談から開始します。


前回も触れましたが、O島とはそれまではあまり接点がなく、二人で話をするというとはありませんでした。
ただ、非常に真面目な方だというのは感じていました。
また、業務やO野寺に対しての相談を度々受けていたと、K西から聞いています。

既に、他の仕事に就いているO島に、LINEを通じて時間を作ってもらい、初めて電話をしました。
例の、9月定例会でのやり取り以後の状況を知らないO島には、給与振込が遅れたことや、その後の展開を細かく説明。
O島は、私と違って、相手の話を最後まで聞いてから、初めて自分の意見等を話すタイプで、こちらの話の腰を決して折らず、非常に話し易い相手でした。
また、O島は他人の悪口を言うのが嫌いらしく、どんな相手にでも、決して一方的に悪口を言うことはありませんでした。

そんなO島ですが、私の話を一通り聞いた後、ポツリポツリと自分が業務から離れた理由を話してくれました。
結局、O野寺社長に対する不信感を拭えなかったことが、最大の理由だそうです。
それは、金銭面に関してもそうだし、何より人間性だということでした。

ですから、私の話を聞いても、彼ならそれくらいするであろうと思うことばかりのようで、驚くということは殆どなかったようです。
また、K西に対しての不信感も、私と同様に抱いてしまったそうで、相談を持ち掛ければ持ち掛けるほど、彼の立ち位置に疑問が生じ、O野寺社長との関係性を疑ったそうです。
勿論、誰に対してもハッキリとした悪口は言いませんでしたが、少しでも早く他の仕事を見つけた方がいいと思いますよ、と言われました。
私には、その一言で十分でした。

O島と話をすることによって、何かが解決することを望んでいたわけではありませんし、結果的に何も変わっていないのは確かです。
ですが、自分と同じことを考えたり、同じ疑念を抱いたりしたことを確認したことで、自分の考えがおかしいわけではないんだと、少し安心しました。

ある所まで来ると、人は自分自身の考えに疑問を抱くような気がします。
例え、十分な自信を持って言っていることだとしても、果たしてこれは正しいのだろうかと。
一旦立ち止まって、少し思い直してしまうことは誰にでもあるでしょう。
勿論、それは、人としてとても大切なことだとは思いますが、自分の考えに対して、少し自信が揺らぐ一瞬でもあります。
ですから、そういった意味でも、O島との会話は自分にとって非常に重要なものでした。
そして、それと同時に、O野寺社長への不信感も決定的なものとなったのです。

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