ろいこじうに

不当解雇と戦闘中。猫3匹と暮らす野球好きな車バカ。

不当解雇との戦い~K西の変化


前回は、O野寺社長との交渉をK西に任せて、給料振込が確認されたところまで書きました。
K西とは、私がこの仕事に入りたての頃から良くしてもらっており、この仕事の何たるかを教えてくれたのも彼でした。
車好き・猫好きという共通点もあり、研修時の同乗走行の頃から仲良くさせて戴きました。
また、以前から私の相談を受けていたことや、仮に振込ができないのであれば、どんな理由があろうと、事前に自主的に説明する義務が、社長にあると考えていたのでしょう。
給料日後になって、しかも従業員からの連絡で初めて口にするのなどナンセンスであり、従業員の生活など完全に無視していると思われても仕方ありません。
また、K西自身が既に週6勤務であり、万が一私が抜けるとなると、完全に業務が滞ることを危惧したとも思われます。

さて、その日を境に、O野寺社長は妙な動きをするようになり、私との間に決定的な距離感が生まれることになるのです。


◆2017年10月21日
◆2017年10月22日
いずれの日も、K西から業務連絡がありました。
具体的には、新規事業地の巡回が予定されているから忘れないように、などというものです。
これらは、普段はO野寺社長から来るものであり、K西を通してということは今迄一切ありませんでした。
これを見ても、私への直接の連絡を避けていることは目に見えています。

私としては、連絡内容がわかれば、誰から来ようと問題はないのですが、今後のことを考えたとき、この距離感が埋まらないことには、いずれ業務に支障が出るだろうと考えました。
私自身が、O野寺社長に直接連絡をすれば良かったのですが、私も意地を張ってしまい、K西に対してのみ話していました。
私の中で、前期分給料の振込の遅れに対して、侘びの一つすらなく、それに対する言い訳や、振込をしたとの連絡すらない状況に苛立っていたんだと思います。
今回の振込も、K西の顔を立ててやるくらいの気持ちで、O野寺社長は仕方なく、応じたのではなかろうかとさえ思っていました。
それに対してK西は、

「そんなことは一切ないし、その距離感は徐々に埋まっていくはずだから心配ない。」

と話していました。
ただ、何回か話していく内に、奇妙なことを口にするようになってきたのです。

「あいつも(O野寺)社長としてのプライドがあるからさ。そこはわかってあげたいんだよね。」
「もしかしたら、E本君(私)が仕事を続けていきたいのであれば、条件を出してくるかもしれないんだ。」
「そこは、O野寺のプライドだと大目に見てさ、わかりましたって言っておけばいいからさ。」

全く意味が分かりません。
給料振込を意図的にしなかった相手から、何故、私が条件を出されなければいけないのか。
その条件を飲まなければ、私は解雇されるのでしょうか。
まるで、私が何か致命的なミスを犯し、それを庇う形で、K西が仲介しているような状況になっています。

それを指摘しても、K西は「それはわかってるんだけどさ」と繰り返すばかりです。
挙句の果てには、「ここは大人になろうよ」とまで言われました。

また、このような状況のままでは、仕事の継続も難しいのではないかという話も何回もしました。
ただ、K西とは、あくまで相談という形でしているだけです。
従業員でもない、個人事業主のK西との間で、明確な答えを出す気はありません。
K西自身も、そこは自分が踏み込むべき場所ではないと話していました。
また、仮に辞めるということになったとしても、次の仕事を決めなければいけませんし、それにはある程度時間が掛かるのは間違いありません。
ですから、今月一杯で辞めるということは、現実的に難しいという話もしていました。

ちなみに、K西は、自分の意見は一切言いません。
K西さんはどう思います?と聞いたとしても、俺はあくまで中立の立場だからと、絶対に譲らないのです。
唯一、振込がされなかったことに関しては、それは絶対にあってはならないことだと言っていましたが、それ以外のことで彼自身が、どちらかを擁護することは一切なかったのです。
それだけに、前出のO野寺社長を擁護するような物言いは、私にとって非常に驚きであり、またショックでもありました。

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