ろいこじうに

不当解雇と戦闘中。猫3匹と暮らす野球好きな車バカ。

不当解雇との戦い~今日は帰ります


前回は、O野寺社長にスクショ要求をされ、一旦電話を切って送信したところまででした。
まだ、彼の口から、意図的に振込しなかった本当の理由を聞いていません。

ただ、当時の私にとっては、ここまでのやり取りで十分でした。
ほぼ100%の確率で、多忙が故に忘れてしまったんだろうと。
まさか、意図的に振込をしないなんてことはないだろうと、逆に、自分自身に言い聞かせていたところもありましたから。
どんな理由であろうと、当月の、しかも振込日を過ぎてから伝えることなど、私は聞く耳を持っていません。

今思えば…もう少し冷静に、彼の言葉にも耳を傾ける必要があったかとも思いますが、当時の私にそんな余裕はありませんでした。
常識的に考えて、おかしいだろうと。
たとえ、何かしっかりした理由があったとしても、事前に伝えることは当然の義務です。
当たり前ですが、生活費や支払い等々、給料日を目安に計算をし、日々の生活を送っているのですから。

再度、電話を掛けたところで、頭に血が上りきっている私が冷静に話せるとは思えず。
かといって、割り切って巡回を始める気にもならなかった私は、このまま仕事をする気にはならない旨をO野寺社長にLINEし、家に帰ることにしました。

そして、以前からこの件に関して相談していたK西に連絡。

私  「意図的に振込してないと言われました。申し訳ないですが、私は家に帰ります。」
K西 「O野寺にすぐに連絡して、給料は振込させるから。少し冷静になって考えてくれないか。必ず振込させるから、俺に免じて明日以降は通常通り業務を行って欲しい。」

当初は感情的になっていた私ですが、K西の説得に徐々に冷静になり、確実に振込をしてくれるという条件で、明日以降の業務を行うことを約束しました。
あくまで、お世話になっているK西の顔を立てるという形で。

元請のリパーク担当にも連絡して事情を説明し、本日の業務についての連絡は、私ではなくO野寺社長に連絡して欲しいとお願いをし、帰途につきました。
そして、経緯を知り、現在の状況や私の心情を理解している奥さんにも連絡。
当然、私以上に奥さんは激怒。
ただ、一度約束したものは守らないといけないと、K西から連絡があった場合には、明日以降は通常通り仕事に行くことも話しました。
彼女は全く納得していなかったですが。

そして、何時間か経った後、K西から連絡がありました。

「間違いなく振込することを確認したから、明日以降は宜しくお願いします。」

K西の話通り、翌18日の夕方には振込確認ができました。
勿論、O野寺からは何の連絡もありませんでしたが、自主的にATMで確認した結果です。
K西にも報告をし、彼もひとまずは振込されたことに安堵しているようでした。
ですが、これをきっかけとして、O野寺社長との微妙な距離関係が、益々明確になっていくことになります。

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